こんにちは。
単語、覚えていますか?
大学受験になると、単語がだんだん難しくなって覚えられないという人もいるのではないでしょうか。
難しい単語、大量の単語をどうやって覚えるのかについてお話します。
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大学受験に必要な単語は5000語以上
センター試験では5000語、難関大学だと7000語以上とも言われています。
そして、年々必要な単語数は増えています。
扱われる英文の内容も時代の変化に合わせて変化しているので、必要な単語数も増えていくんです。
センター試験の単語数は2003年〜2016年で約1000語増えています。(参考:大学入試センター試験過去問レビュー)
明らかに読ませる量は増えていますし、覚えて置かなければいけない単語も増えています。
闇雲に覚えるのは中学生まで!
「studyは勉強する」、「deskは机」など一問一答形式で中学時代に覚えた人も多いと思うのですが、
この覚え方が通用するのは、早い方で中2までです。
英検で言うとギリギリ3級までかなと。
英検準2級ぐらいになると一問一答形式で覚えるのはそろそろ卒業したいところ。
なぜかというと、
名詞と動詞、形容詞など、品詞ごとの意味を押さえたい単語が出てきたり、
接尾語、接頭語がついて少しずつ長くなってきたりするからです。
接尾語・接頭語は早めに覚えると効率的に覚えられる
単語の暗記の相談を受けるときに、よく見かける接頭語・接尾語を覚えることをおすすめしています。
例えば、-lyがつくと副詞になるとか、-iousがついたら形容詞とか。
um-やde-がついたら否定とか。
そういうのは知っておくと、知らない単語に出会ったときに類推しやすくなります。
接頭語・接尾語はぐぐったらたくさん出てきます。
ネット上に既にたくさんあったので、ここで紹介するのは割愛します!
語源を調べる

闇雲に覚えにくいものは、私は辞書で語源を調べていました。
commemorateという単語。
ジーニアス英和大辞典で調べるとcom-(強意)+memorate(思い出させる)とありました。
意味を調べるとこんな感じ。
2・・・を(演説・文書で)賛美する、ほめる
儀式や祭典、建造物で祝ったり、記念するということは、何かを強く思い出させてくれる、記憶にとどめてくれるイメージにつながります。
語源のcom-やmemorateの意味とつながってきました。
こんな風に覚えにくい単語は調べて見ると、接頭語と他の単語との組み合わせなどが紹介されていて、自分なりに解釈してみると記憶に残りやすかったです。
書くより声に出す
中学生は英語の4線ノートにひたすら単語練習という宿題があります。
私の時もあったし、多くの学校で単語練習の宿題が出されています。
確かに書くことは覚えられるのですが、大学受験となると書いて覚えるのは間に合いません!
見て覚える、声に出して覚えるをメインの暗記方法にして、
書いて覚えるのは最終手段としてどうしても覚えにくいものだけに限定したほうがいいと思っています。
五感を使うと覚えられる
五感を使うと覚えられると言われています。
声に出すということは、見る、聞く、話すと言った様々な感覚を使うので、頭に残りやすいのかもしれません。
実際やってみたら、書くよりもたくさん覚えられました。
最初は少し恥ずかしい気もしますが、慣れるとなんてことないです。
単語が覚えられない、単語の勉強に時間がかかりすぎるという方で、もし書いて暗記をメインにしていたら、
声に出したり、見て覚える方法に切り替えて見たほうがいいかもしれません。
まとめ!
- 接尾語・接頭語を調べて覚える
- 語源を調べる
- 見て覚える、声に出して覚える
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