小論文のおすすめ参考書&問題集/個別指導塾、通信講座の活用法|小論文を書くための基礎の基礎の力から実戦力を磨く方法を考えてみた。

こんにちは。

私がいつも授業ですすめている小論文の参考書と問題集を紹介します。

基礎の基礎力を補うために使って欲しい2冊

まずは小論文の勉強を始めたばかりの人に向けた参考書&問題集です。

小論文は大学卒業程度(センター試験/共通テストレベル)の漢字と語彙力が求められます。

推薦入試やAO入試を受ける人の中には、
一般入試だと難しいから、推薦入試で合格できればと考える人もいると思います。

そのような受験生の中には漢字や語彙力が入試レベルに足りてない人がいます。

もし自覚がある、指摘されたことがある人は下記の2冊にまず取り組みましょう。

・大学受験用漢字の問題集
・現代文用語集

学校で配られてない場合は、下記をご検討ください。
私がいつも指導の時におすすめしているものです。

漢字は受験用を使う。小論文対策では漢検用は使わない。

よく漢字の問題集の話の時に、聞かれることがあります。

小論やる子
漢検用でもいいですかー?この前2級受けました。

できればというか、必ず受験用を用意して欲しいです。

理由を下記にまとめますね。

受験用漢字テキストがいい理由
・漢検用だとその級の漢字しかない。
・部首とかいらない。
・受験用の方が網羅されている。
・受験用は受験で問われるものが網羅されているので、語彙力もつく。

そういうわけで、できれば下記のような受験用の漢字テキストを用意しましょう。
学校で配られているものがあればそれでもOK.
ただし、工業系高校や商業系高校であれば、もしかしたら新たに準備した方がいいかも。

語彙力がない人におすすめの「現代文用語集」

現代文用語集はおすすめする人と、おすすめしない人がいます。

過去問で難しい言葉の出てくる資料が使われていないとか、
本人にある程度言葉の力がある場合はおすすめしません。

本屋でパラパラめくってみて、必要だと思えば買うのがいいかなと思います。

小論文の概要を知りたいならこの一冊&この記事

小論文で陥りがちなミスを10個紹介しながらコツを教えてくれる本です。
大学受験だけでなく、公務員試験などの小論文についても含まれていて全て使える訳ではないですが、
前半は小論文で陥りがちなミスについて解説されており、
どのように気をつければいいかが分かるので小論文に苦手意識があったり、
右も左も分からない人には一読の一冊。

私がこれまで小論文指導の最初に伝えていたことをまとめた、
小論文をこれから勉強する人に向けた記事です。

書くことがない君へ!小論文で最初にすべきなのは「背景知識・情報」を身につけること!

2019.08.25

分野別に分かれている「これだけ!」シリーズ

書店の小論文の参考書スペースのほとんどは樋口先生の著書と言っても過言じゃないほどに、
多くの小論文の参考書や問題集を書かれている先生の本です。

「これだけ!」シリーズは学部別に分かれていて、コンパクトな新書サイズです。
各大学ごとに様々な形式があるため確実にドンピシャの形式はないですが、
勉強し始め〜中盤に必ず使用したいシリーズです。

読み進める、解き進めるだけでその分野の知識も身についていくでしょう。

「これだけ!」シリーズのおすすめポイント
・学部別に分かれているので、比較的使わないお題がない。
・「超基礎」の入門編もある。
・コンパクトサイズなので、移動の空き時間も開きやすい。
・参考例として賛成と反対のいずれの例もある。
・読むだけでもためになる。
・解けばさらにためになる。

小論文の問題集は一人でできるのか?

紹介したテキストには読み物もありますが、問題もついています。

模範解答と違うのは当たり前ですよね。

悪い点を指摘してもらったり、いいところを教えてもらって、
書き直していきます。
そうすることで合格する小論文に近づいていきます。

これは独学でやるのはなかなか厳しいです。

おすすめのテキストはあったとして、できれば添削をしてくれる先生を見つけてください。
主に下記のようなところで添削してもらいましょう。

小論文指導を受けれるところ
・学校
・個別指導塾
・家庭教師
・添削付き通信講座

複数の指導者に添削してもらう方が個人的にはいいと思います。

複数の人に添削してもらうメリット

小論文は答えが一つではないし、
人それぞれ使いやすい言葉や言い回し、考え方などがあるからです。

人それぞれだからこそ、一人の人に絞らずに
様々な意見を総合して力を養った方がいいと思います。

一人の先生に指導してもらっていると、
おそらく「本当かな?」と思うこともあると思います。

小論文を書く力を養うにあたっては「自分で考える力」が必要なので、
一人の指導者の意見や本当に違うのかなーちょっと納得いかないなーという状態で、
鵜呑みにしていっても、小論文は改善されません。

だから、可能ならば複数の人から添削を受ける方がいいと思います。

学校や塾、通信講座を使って複数指導を受けてみる。

小論文対策のできる個別指導塾の選び方

近年、個別指導塾が増えました。

同じ看板を掲げている塾であっても、働くのは個人なので、
個別指導塾によって様々な講師が在籍しています。

中には小論文の実績がない塾もあるでしょう。
面談したり、進路指導するスタッフが近年の小論文受験についてよく知らないという塾もあります。

個別指導塾で8年働いた経験をもとに、個別指導塾の選び方のポイントを下記にまとめます。

個別指導塾の選び方
・小論文指導の講師の詳細な実績。
・無料体験講座があるか。
・無料体験講座と入塾後に小論文指導する講師は同じか。
・小論文を担当する講師との相性。
・常に同じ講師か。
・どのような教材を使うか。
・指導スケジュールが明確か。

信頼できる塾かどうか

その講師に実績があるからと言って、自分と合うかどうかは別ですが、
うやむやにせず教えてくれる塾の方が信頼できますよね。

だから、実績を聞いてみることは必要だと思います。

あと、たまに面談するスタッフが小論文のことがよくわかっていなくて、
講師に丸投げするところがありますが、面談で小論文で伸ばすポイントや、
どのような指導で伸びていくのかを知っているかどうかも話を聞くときのポイントです。

無料体験講座の使い方、ポイント

多くの塾で無料体験講座が用意されています。
塾によっては1ヶ月分無料のところもあります。

せっかくなので無料体験はしっかりと活用したいところ。
無料体験講座でチェックするポイントをまとめておきます。

無料体験講座のチェックポイント
・複数回あるなら、指導計画が納得できるものか。
・無料講座の担当講師と入塾後の担当講師が同じか。
・自分との相性。

指導計画はたとえ数回であったとしても、
入塾後のスケジュール立案のイメージを持つために決まっているか、
納得のいくスケジュールかをチェックするべきです。

毎回違う講師だと出された宿題や書き直したものに対して、
添削の基準がずれてしまうので同じ講師を用意してくれる塾の方がいいです。

講師との相性は大事。実績よりも大事かもしれない。

そして、相性は大事です。
なんとなく嫌な講師だったり、自分にとってわかりにくい言葉や言い回しを使う講師よりも、
好感が持てる、わかりやすいと思える講師の方がいいです。

これは実績よりも重視するべきだと思います。

よく▲▲大学卒業講師!とか、●●大学の合格実績あり!とかいう宣伝文句がありますが、
本当に大事なのは自分にとってわかりやすいかどうかです。

複数の人に添削してもらった方がいいけど、多すぎも問題

主観的にならないため、いろんな意見を聞くために、
複数人から指導を受けるのをお勧めしました。

でも、多すぎるのは問題です。
指摘してもらったことを元に書き直したものが、
講師の意図通りに直っているかどうかは、同じ講師にチェックしてもらった方がいいと思います。

それを踏まえて、同じものを違う人に添削してもらうのもアリです。

小論やる美
学校の先生はこうやって言ってたけど、ちょっと疑問に思ってて、
どう思いますか?

こんな疑問を解消するためにも2人以上がいいと思います。

指導してもらうなら2〜3人に指導してもらう。

通信講座(Benesseの小論文特講など)は塾やカテキョと組み合わせもOK

小論文を課す大学が増えてきているので、
進研ゼミでおなじみのBenesseでも小論文特講という有料オプションが用意されています。

添削がついているので、ひとりで使うのもアリだし、
家庭教師や個別指導塾の講師と一緒に使うのもアリだと思います。

地方の私立大学の小論文を受ける受験生や、
小論文を苦手と思っている受験生であれば、
小論文特講+個別指導or家庭教師という組み合わせの方がいいと思います。

進研ゼミの小論文特講は有料オプションのため、
まずは進研ゼミ高校講座をチェックするといいと思います。

まとめ:小論文は作文とは違うのでしっかりとした対策が必要

小論文の課す大学が増えている一方、
小論文指導をできる講師や先生は他の教科に比べて、多くはありません。

多くの人にとって、受験は一度きりなので、
時間を有効に使ってぜひ合格を勝ち取ってください!

行動あるのみ!